むかぁし、むかし、ではなくて、最近のお話。
JR国立駅に、それはそれは綺麗な桜が咲いていました。
しかし、工事によってその桜は切られてしまうことになりました。
その桜を愛していた近くに住む人たちは、何とかその桜を救いたい、と考えました。
でも、それはとてもお金がかかることだったので、敵わぬ夢でした。
何か、できないだろうか。
ある、造花の仕事をしていた人は、考えました。
この桜が、国立駅に生きていたことを、
市民をいつも暖かく見守っていたことを、
この市民のかけがえのない桜が、
いまこうして去りゆくことを、
せめて、形にして残してやりたい。伝えてやりたい。
それから、彼女は染め物の勉強をしました。
造花と染め物は、全く別のものでした。
共通していたのは、彼女の愛情だけでした。
彼女は、切られた桜を使って毛糸をいくつもいくつも染めました。
そして、彼女の仲間は、それをいくつもいくつもの素敵な編み物に変えました。

彼女の想いは新聞を通じて広がり、
毛糸も、編み物も、欲しがる人たちが後を絶ちませんでした。
今はもう切られてしまった桜は、
形を変えて、近くに住む人たちにずっと愛されつづけるのです。
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展示会は本日(15日)最終日だそうです。
「春色のあそび」
岡村比都美 八木麻理 二人展
場所はJR国立駅南口徒歩2分
西友の裏、ロージナ茶房隣りです。
ギャラリー ロージナ・イトー
連絡先0425-75-4074

あわせて、見せてもらったものがあります。
こちら。

同じ桜で、片方は区内の交差点に咲く桜、片方は郊外に咲く桜から同じ方法で染めたそうです。
それともう一つ。
桜の挿し木がすくすくと育ち、市内の小学校によみがえることになるそうです☆