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メディア掲載・プレスリリース

2016年2月29日 日経産業新聞 再生林の樹木、鉢植えに、熱海の自然、首都圏へ。
(アーバンシードバンク)

森林再生などの環境ビジネスエージェンシー(東京・千代田、鈴木敦子社長)は静岡県熱海市の再生林の樹木や草花を鉢植えにした「里山BONSAI」を首都圏の消費者に販売する事業を始めた。
NPO法人環境リレーションズ研究所(東京・千代田)が所有する保安林「熱海の森」の植物をヒノキの丸太で作った鉢に植え商品化。アラカシやヤブムラサキ、ナンテンなど3種ほど植え、表土を保水用のコケで覆った。鉢の直径は約30センチメートルで植え込んだ高さは約60センチメートル。価格は税・送料込みで1万6200円。
熱海の森はJR網代駅の西方にあり、広さ約7・5ヘクタール。戦後まもなく人の手が入らなくなり高木になったコナラが台風で倒れ土砂が流出。シカが食べないシキミやヒサカキ、ヒイラギが陽光を遮る暗い森だった。
2010年からNPOが伐採を進めたところ、林床に光が届くようになり、絶滅危惧種のサクラガンピやオトメアオイのほか、エビネやラン類などの休眠種子が次々と発芽したという。

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